散歩日:2021年4月24日(土) 記録:えばチ

参加:川手、白川、高橋、大橋、木下、杉原、江幡マサ、野島、江幡チ

初めてのハレバレ散歩です。
集合は13時、センター南駅の有隣堂前。茅ヶ崎城址公園のそばを通って正覚寺門をめざしました。
川手先生がお待ちかねです。

IMG_0724

IMG_0727
 敷地境界を示す階段の案内。反対側の階段は公団のもの。

正覚寺
IMG_0722

IMG_0723

十三まいり 数え年13歳になる男女が知恵と福徳を願う。

石碑に天台宗開いた最澄のことば。
52E3E139-5FA5-4D32-AE76-2AD604BEAAB6
一隅を照らそう」。
この言葉はアフガンで非業の死を遂げた医師中村哲氏の座右の銘でもあったそうです。


元三大師 天台宗18代座 魔除け
愛すべきアニメチックな悪魔絵。

IMG_0730
 
正覚寺境内に入る。
左側ゆるやかな階段を上ると鷲神社、鳥居は山王(サンノウ)式という形。
IMG_0737 (1)

IMG_0734
防空壕と井戸、10年くらい前にはあったが今は土がかぶって姿見えない。
横浜市内の空襲を避けて、正覚寺にも児童がたくさん疎開してきたそうだ。
しかし、帰りがけに戦闘機は残った爆弾をこの辺にもたくさん落としたそう。
「隠れ宿ここにありき」の碑がその記憶を今に残している。
IMG_0732
IMG_0733

本堂
ご本尊虚空蔵菩薩を参拝。
IMG_0739

 IMG_0745 (1)

本堂前の参拝階段で地図を広げ、(参拝者にはご迷惑でした)
 IMG_0758
IMG_0748 (1)
ここでの川手先生の会話は、忘れちゃいけない!
木下道子さんが録音を書き起こしました。 👉川手塾②へ

港北ニュータウン計画について初めて住民説明会をしたのはこの本堂内。
2年間、横浜市の担当者と地権者の地域代表者と熱い話し合いが繰り広げられた場所です。
川手先生はひたすら聞くことに徹して、その記録をテーマ別に分類し、後の実施計画に生かしていったそうです。

ここ正覚寺から住民参加の港北ニュータウンがスタートしたのです。

緑道って何のこと?と不安そうな住民の質問に、このような景色をつくると言うことですと境内の景色を示したら、納得されたそうです。
IMG_0742


正覚寺からオレンジロードを通って「せきれいの道」へ。
 IMG_0764
三筋の滝
IMG_0765IMG_0766IMG_0769

IMG_0772IMG_0773IMG_0774

茅ケ崎公園の、川手先生のお気に入り散歩コース。
大木の下のテーブルがなんと気持ちのいいこと!

今回の目的の一つは先生の国土交通大臣表彰をお祝いすること。ニュータウン事業や筑波大学で都市工学の指導をされたことなどの表彰です。おめでとうございます!乾杯~~!(飲み物はワインではありません・・(汗)
IMG_0888IMG_0787
IMG_3918

川手先生、私達を誘われた。
この先のボクの散歩道がいいんだよ、

軽やかに坂道を上り、茅ケ崎プールのある緑道に出て、

IMG_0789

人通りが多いところをすぐにそれて、マンションが並ぶ通りへ。
ここのケーキ屋さんはおいしいよ。
IMG_0790 (1)

陸橋を渡り,一面の畑が広がる農業専用地区に出ました。

ここでね、いつも女房と腰を下ろして富士山の向こうに夕日が沈むのを待つんだよ。
IMG_0792

畑作業中の農家の方に小松菜を分けていただきました。
25258232-CC9D-4EAC-AB31-F95BC84A3067

川手先生の穏やかな緑道ライフ。
先生はただいま94歳!
毎日7000歩の散歩が日課で、雨の日は家の中で2000歩もあるいているとお聞きしたことがあります。

移り変わりゆくまちと、変わらない緑道の豊かさを毎日実感されているんですね。
次回も緑道散歩をご一緒していただくことを約束して、仲町台駅前でお別れしました。


今日のハレバレ散歩コース 】
BEE2DD07-21A7-4FD9-BBBC-29B24CA68814


.。o○.。o○.。o○.。o○
一隅を照らそう
●川手先生との待ち合わせ場所、正覚寺山門前のこの言葉は、50年前のプロジェクトに集まった人々や会議をイメージさせます。そして、私たちも緑道を通して一隅を照らす人になりたいですね。川手先生のウォークの最初に、象徴的な言葉でした。(by美江)
52E3E139-5FA5-4D32-AE76-2AD604BEAAB6